活性マヌカハニーのラベルを見ると、抗菌活性値が付いていますが、よく見みるとメーカー
により表示の仕方に違いがみられます。
「UMF」と表示しているものもあれば、「Bio Active」や「MGO」もありますね。
一体、それらが何を表していて、何を選べばよいのか迷うところです。
まず、UMFというのは、ユニーク・マヌカ・ファクター(マヌカ特有の因子)という意味で、
マヌカハニー研究の第一人者である、ピーターモラン博士が作った活性表示です。
UMFは、ニュージーランドのアクティブ・マヌカハニー協会の登録商標になっており、
加盟しているメーカーのみがこの表示を使うことができますが、加盟していないメーカーは、
Bio Activeなど、独自の表示をしているというわけです。
UMFや、Bio Activeの後には、抗菌活性値を示す数字が書いてあります。
その数字がどういう意味かというと、消毒液に使われる「フェノール」を何%に希釈した
ときの抗菌力と同じという意味です。
つまり、「UMF20」や「Bio Active20」であれば、フェノール20%希釈液と同じ抗菌力が
あるという意味なのです。
例えば、UMF5の活性マヌカハニーは、低活性といわれますが、家庭用の消毒液が、フェノー
ル4%ほどですから、いかに活性マヌカハニーの抗菌力が強いかが分かるでしょう。
また、数字の後ろの「+」は、活性値が、その数値以上あるという意味です。
数字が5刻みで表示されるので、「UMF10+」であれば、10以上15未満の活性値があるという
意味です。
もう一つ「MGO」という表示がありますが、これは活性マヌカハニー特有の抗菌力を生む物質
であるメチルグリオキサルの意味です。その後に続く数字は、例えば「MGO550」であれば、
活性マヌカハニー1s中にメチルグリオキサルが、550r含まれているという意味です。
上のグラフは、UMFとMGOの相関関係を示したものです。
マヌカハニー1s中に、MGOが100rが含まれていると、UMF10と同じ抗菌力、つまり、フェ
ノール10%希釈液と同じ抗菌力があるという意味です。