最近、テレビでもよく耳にする「逆流性食道炎」という病気がありますね。
アメリカでは、20%の人々が、週に1回程この症状に苦しんでいるのだそうです。
胃酸が、胃から食道に上がってきて食道を荒らすため、胸やけや気持ち悪さを
感じるのですが、ひどくなると摂食障害や食道がんを引き起こす病気なのです。
胃に胃酸が貯まって起こる症状だと思われがちですが、実は、違います。
食道と胃の間に小さな弁のようなものがあり、食べ物を胃に送った後は、閉まる
ようになっているのですが、加齢や食習慣の要因で、その小さな弁のしまりが
悪くなり、胃酸が食道まで上がってきて起こるのです。
はちみつには、内臓の筋肉をなだめてリラックスさせる効果があります。
食事前に、スプーン1杯のはちみつを食べると、小さな弁のしまりが良くなり、
逆流性食道炎の症状を和らげる効果が期待できるのです。