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はちみつは非加熱のものを選びましょう

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はちみつの品質を調べる指標HMFとは?

本物志向のお客様であれば、非加熱の純粋はちみつをお求めになるでしょう。
熱が加わると、はちみつの栄養素が壊れて台無しになりますし、自然の甘味や風味も損なわれ
てしまいます。
はちみつに熱を加えなければならないのは、生産効率を優先し、まだ完熟していないはちみつ
を回収して、余分な水分を飛ばすときや、ビン詰するときに、固くなったはちみつの粘性を
下げるときです。完熟していないはちみつというのは、水分含有量が多く、まだ糖度が約80%に
達していないものです。  詳しくはコチラ→ 純粋はちみつの生産

HMF(ヒドロキシメチルフルフラール)

熱を通すと、はちみつの品質が低下するのは分かりますが、見た目や味での品質の判断は
なかなか難しいですよね。
では、どうやって判断するのかというと、食品の国際規格で定められているHMF(ヒドロキシ
メチルフルフラール)という有機化合物の含有量で判断します。
HMFは、糖分に熱を加えると生成される物質で、はちみつも熱を加えたり、暑い場所に長期間
保管すると、このHMFの量が増えます。
はちみつ中のHMF含有量が、40r/s以下で許容範囲となる品質基準ですが、これを測定する
ことによって、はちみつの品質を調べる一つの指標になっているのです。
もし、成分表にHMFの測定値が記載してあれば、なるべく数値が低いものを選ぶと良いで
しょう。