なぜ、マヌカハニーが注目されるのか？

マヌカハニーの魅力とは？

活性マヌカハニーに特別な抗菌力があるとはいえ、なぜ、こんなにマヌカハニーは売れている
のでしょう？　
何か、特別に良いことでもない限り、こんなに高い需要は生まれません。
他に美味しくて、値段も安いはちみつはいくらでもあるわけですし・・。
値段が高い上に、味も少しクセがあるはちみつを買う理由がどこにあるのか、興味深いところ
です。

マヌカハニーで、ピロリ菌をやっつける？

マヌカハニー研究の第一人者である、ピーターモラン博士は、活性マヌカハニーには、色々な
種類の有害菌の増殖を抑える効果があることを立証してきましたが、その中にはピロリ菌も
ありました。
ピロリ菌は、日本人全体の50％、40代以上では80％の人が感染しているといわれています。
ピロリ菌は、どこにでもいる菌で全く珍しくないものですが、胃潰瘍を引き起こす原因菌として
知られています。この菌に感染しているからといって、みんな胃潰瘍になるわけではありません
が、胃潰瘍患者の9割がピロリ菌の感染者であり、潰瘍ができて荒れた粘膜には、高い確率で
ピロリ菌がいるのです。

胃潰瘍には、急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍があり、急性胃潰瘍は、ストレスなどの原因を除けば
治りますが、慢性胃潰瘍は、ピロリ菌を除去しなければ治りません。
また、胃潰瘍は、胃がんの前駆症状ともいわれているため、気になるところです。
治療には、抗生物質を使う方法もありますが、除去に失敗することが多く、善玉菌まで殺菌
してしまうため、副作用や下痢など、体への負担も大きいのです。
また、抗生物質に対する耐性菌が現れると、余計に除去が難しくなるのです。

そこで、抗生物質ではなく、自然由来の抗菌作用でピロリ菌をやっつけられるはちみつとして
活性マヌカハニーが注目されたというわけです。
では、実際の効果はどうなのでしょう？
実は、臨床試験では、ピロリ菌の増殖を抑えることができても、完全に除菌できるという効果は
認められていないようです。
また、マヌカハニーの強力な抗菌力を生むメチルグリオキサルは、体内の酵素で破壊される
といわれていますし、実際にどれくらいのレベルで効果を発揮しているのか分からないのです。

マヌカハニーの強力な抗菌力ばかりに注目が集まりますが 、薬ではありませんからね。
本当の魅力は、優しい自然の甘味なのです。