・完熟梅 1s ・蜂蜜 1s ・塩 100g ・ホワイトリカー 50ml
・アルコール 適量 ・大きめの保存用ビンを用意
マヌカハニー
1.梅を2時間ほど水に漬けておきます。(アク抜きのため)
2.梅をざるに移して、水を切り乾かします。
3.梅のヘタを楊枝を使い丁寧に取り除きます。(果肉を傷つけないように)
4.塩、ホワイトリカーをボールに入れて、よく混ぜ合わせます。
5.保存用のビンの内側にアルコールをかけて殺菌します。
6.保存用ビンに梅を入れて、上から4で作った液を注ぎます。
7.液が梅全体になじむように、アルコール殺菌をした手で混ぜ合わせます。
8.梅の上に1sの重しを乗せます。※アルコール殺菌したもの
(落しぶたをして、上に水を入れたペットボトルを乗せるなど工夫)
9.2日程度で梅酢(梅から出た水分)が出てくるので、重しを半分の重さ500gにして
1ヶ月間冷暗所で保存します。
10.晴天の日を選び、梅が重ならないようにザルに並べて3日間、天日干しします。
※夜は屋内に戻します。これで白梅干しの完成です。
11.水をたっぷり用意し、白梅干しを1日漬けて塩抜きをします。
12.鍋に、はちみつと水を500mlを入れて一煮立ちさせます。
13.保存用ビンに、白梅干しと12の蜂蜜シロップを入れて2週間ほど保存し
梅にはちみつが浸み込んだら出来上がりです。
梅干しの種には、神様がいるという話を聞いたことがありますか?
梅干しの種を割ってみると、中に「仁」といわれる核が入っていますが、これを「天神様」と
呼んで好んで食べる人もいます。
なぜ、天神様なのかというと、藤原道真が梅を愛していたことに由来しています。
藤原道真といえば、福岡の太宰府天満宮に祀られている学問の神様で、天神様と呼ばれています
よね。
そんな梅干しは、医者いらずといわれるほど体に良いものです。
食欲不振のときに梅干しを食べると、だ液や消化器官からも消化液が分泌されて、食欲を促進
する効果があります。特に食欲不振になる夏バテに梅干しは効果的です。
また、梅干しのクエン酸には、疲労回復効果があります。これは、疲労の原因になる乳酸を、
水と炭酸ガスに分解して体外に排出する働きがあるからです。
乳酸は、筋肉痛や肩こりの原因だけではなく、血液中にたまると細胞の老化や動脈硬化、高血圧
などを引き起こす原因にもなるのです。
他にも、酔い醒ましの効果や整腸作用、カルシウムの吸収促進、抗菌作用など、あの一粒に様々
なパワーが備わっているのです。
蜂蜜梅干しは、酸っぱいのが苦手な人にもおいしく食べて頂けます。
手間と時間はかかりますが、手作りの蜂蜜梅干しを作ってみてはいかがでしょうか?
沢山作れば毎日食べられますし、コスト的にもお得ですからね。