鶏の胸肉を使った蜂蜜ハーブ焼き

チキンの蜂蜜ハーブ焼き (642kcal)

・鶏の胸肉 300g　・蜂蜜 大さじ1/2杯　・白ワイン 大さじ1杯　・ニンニク 1片
・ローズマリー＆タイム 適量　・粗挽きブラックペッパー＆クレイジーソルト 適量　
・オリーブオイル 適量　・レモン 半分

マヌカハニー

１．肉に味がよく浸み込むように、フォークで全体を突き刺します。
２．肉を皿に乗せて、蜂蜜をぬります。
３．２の上から、白ワイン、擦りおろしニンニク、クレイジーソルト、ブラックペッパー
　　ローズマリー、タイムをかけて下味をつけて、ラップをして冷蔵庫で3時間保存します。
４．鶏肉を冷蔵庫から出して、常温に戻します。
５．熱したフライパンにオリーブオイルを引き、中火で表面がキツネ色になるまで焼きます。
６．次に、120℃に温めたオーブンで、50分間焼いて中まで火を通します。
７．上からレモンをかけて出来上がり。

鶏の胸肉で、蜂蜜ハーブ焼きを作ってみました。
胸肉というと、脂身が少ないタンパク質で、とてもヘルシーですよね。
ささみに関して言えば、脂肪分が少なくて熱を通せばパサパサ・・
ボディービルダーの食べ物ってイメージですよね？

そんな鶏の胸肉には、意外なことに疲労回復に役立つ成分が含まれていることが分かり、
注目の食材になっているのです！ 鶏の胸肉に疲労回復効果？ あまりピンときませんよね。
でも、渡り鳥なんて1万キロ以上も休まずに飛ぶといいますし、それは強靭な胸筋があるから
というだけでは説明が付きません。いくら筋肉があっても、疲れがたまっては働きませんもんね。
そんな渡り鳥の長距離飛行から、胸肉には、何か疲労回復に関するヒミツがあるのでは？
ということで注目されたのです。

その結果、「イミダペプチド」というアミノ酸結合体が、疲労回復に関わっていると分かった
のです。イミダペブチドは、一生泳ぎ続けるマグロなど、回遊魚のヒレの筋肉にも多くみら
れるもので、その疲労回復効果は医学的にも証明されている注目の物質です。
また、イミダペプチドは熱にも強いため、疲労回復効果を失うことなく、色々な調理ができます。
低脂肪なので、あまりカロリーを気にしなくて済むのもいいですよね。

でも、脂身が少なくヘルシーなのはいいですが、そのまま焼くとパサパサになりますね・・
でも、蜂蜜をぬることで、焼いた時のタンパク質凝集を防ぎますし、オーブンでの
低温調理で、じっくり中まで火を通して柔らかく焼き上げることができるのです。
蜂蜜とハーブって相性がいいので、味はとても良いです。
ちょっと時間はかかりますが、是非、作ってみて下さいね。