・鶏もも肉 200g ・蜂蜜 大さじ1/2杯 ・粒マスタード 大さじ1杯
・レモン汁 大さじ1杯 ・オリーブオイル 小さじ1杯 ・塩 少々 ・油 適量
マヌカハニー
1.蜂蜜、粒マスタード、レモン汁、オリーブオイル、塩を混ぜて調味液を作ります。
2.鶏もも肉に、1のタレを全体的になじませて30分間おきます。
3.フライパンに油を引いて熱し、鶏もも肉に、軽く焦げ目が付く程度に焼きます。
4.鶏もも肉を、180℃のオーブンで、10分焼いて出来上がり。
ハニーマスタードの調味液に漬けた、美味しいグリルチキンを作ってみました。
肉に、蜂蜜を付けて焼くと、冷めても柔らかくて美味しいのです。
詳しくはコチラ →「蜂蜜が肉を柔らかくする?」
おでんに付けて食べると美味しい、日本の「からし」は、アブラナ科のカラシナの種子が
原料のため、「からし」という名前ですね。
一方、マスタードは、洋ガラシのことですが、なぜ、マスタードという名前なのでしょう?
それは、ローマ時代初期のワイン作りに由来します。
どんなワインだったかというと、ブドウ果汁に、カラシナ種子の粉末を加えて発酵させた
ワインです。それで、ラテン語の「ムスト(ブドウ果汁)」と「アーデンス(辛い)」で、
「ムスタムアーデンス(辛いブドウ果汁) mustum ardens」が語源となり、「マスタード
mustard」となったわけですが、それが、カラシナ種子自体の呼び名となり、洋ガラシ=
マスタードになったのです。
マスタード(種子)から採れる油には、消炎作用があるため、ヨーロッパでは、昔から湿布や
塗り薬に利用されてきました。
はじめは、調味料というよりは、薬として使われてきたようですね。
その効能については、ギリシャ人数学者のピタゴラスが、論文を書いたほどです。
そんなマスタードに、蜂蜜を加えた「ハニーマスタード」は、肉料理にピッタリの調味料です。
冷めても美味しい、ハニーマスタードチキンは、お弁当のおかずにオススメです。
是非、作ってみて下さいね。