・リコッタチーズ 200g ・生クリーム 100t ・ドライフルーツ 70g
・ローストナッツ 30g ・蜂蜜 40g ・ラム酒 少々
タイムハニー
1.生クリームを使うまで冷蔵庫で冷やしておきます。
2.リコッタチーズを、クリーム状になるまでボウルで混ぜます。
3.2に、蜂蜜とラム酒を混ぜ合わせます。
4.別のボウルで、良く冷やした生クリームを、角が立つまで混ぜます。
5.2のリコッタチーズに生クリームを、3回に分けて混ぜ合わせます。
6.5に、お好みのドライフルーツと砕いたナッツを混ぜ合わせて、容器に流します。
7.冷凍庫で冷やして出来上がり。
容器から取り出し、食べやすい大きさにカットしてください。
カッサータは、イタリアの南部にある、シチリア島のパレルモが発祥といわれる伝統的な
ドルチェです。※ドルチェはイタリア語でスウィーツ。
もともとは、中世の時代に侵略してきた、イスラム教国によって伝えられたもので、リコッタ
チーズをベースにした、美味しいスウィーツです。
それで、見た目はアイスクリームのようですが、チーズケーキの一種でもあります。
チーズにも、原料や製法によって色々な種類のチーズがありますが、リコッタ(ricotta)とは、
一体どんなチーズなのでしょう?
リコッタというのは、イタリア語で「ri=再び、cotta=煮た」という意味です。
では、「再び煮る」とは一体どういうことでしょう?
チーズを作りは、牛乳やヤギの乳を煮た後、凝固剤として乳酸菌やレンネットという酵素を
混ぜて、乳中の脂肪分とカゼイン(タンパク質)を固めます。
できた固形物がチーズになるのですが、後にはホエイ(乳清)とよばれる液体が残ります。
ヨーグルトをしばらく放置しておくと、水分が溜まりますよね。あれもホエイです。
そのホエイを再度煮て作られたのが、リコッタチーズなのです。
乳脂肪分が少ないため、ヘルシーでさっぱりした味のリコッタチーズは、蜂蜜との相性も良く、
サラダやチーズケーキの材料など、幅広く使われています。
誰でも簡単に美味しくできるので、蜂蜜カッサータはお勧めです。是非、作ってみて下さい!
※日本で販売されているリコッタチーズは、味にコクを出すために、生クリームを混ぜて
あるものがほとんどです。